写真は本物と判定された水棲獣
【チャンプ】
PRAT1 科学的に証明された怪物
アメリカとカナダの国境近くにある細長いシャンプレーン湖は、
1609年、フランスの探検家サミュエル・ド・シャンプランが発見。
この時同時に、地元の人たちが伝える「角を生やしたヘビ」と呼ばれる怪物を発見。
これが首長竜のような姿をした水棲UMAチャンプの最初の目撃記録となった。
チャンプの存在が全世界に知れわたるきっかけとなったのが、
1977年7月5日に撮影された1枚の写真だ。
←1977年7月に現れたチャンプ
撮影したのは、コネカット州グロトンにすむサンドラ・マンシー。
家族でドライブ中、シャンプレー湖のほとりで休んでいるとき、
岸から約45メートル先の湖面で、頭出したチャンプの撮影に成功した。
この写真はマンシー一家の知人たちの口コミで広まり、新聞で紹介され大反響。
さらに1982年、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の海洋生物学者
ポール・レブロンドは「写真は本物だ」と断定。
レブロンドは写真に写った波の形や大きさから間違えないとし、その生物の
大きさを4・8~17・2メートルと割り出した。
PART2 目撃数300件以上
チャンプの目撃は、現在まで300件以上にのぼり、今も年間に10件以上の報告がある。
1982年5月30日、湖上のフォア・ブラザーズ島の近くでグレダ・キャロルとその友人が、湖面から首を出し、背中に三角形の背びれを持ったチャンプを目撃した。
湖面上に出た首だけでも4~5メートルあり、全長9~15メートルとみられる。
数多くの目撃証言から考えると、どうやら中生代ジュラ紀(約二億年~一億4500万年前)に絶滅した首長竜プレシオサウルスの生き残りと思われる。
現在、見つかっている化石なぢから復元されたプレシオサウルスの大きさ、
化石からわかる動きなどに、共通点が大変多いのだ。
思ったこと